マウナケア山頂サンセット&星空観測ツアー [天体観測]
今年も参加した「太公望」のマウナケア山頂サンセット&星空観測ツアーは大満足な内容だった。
マウナケア山頂のサンセットは、程よく雲海と上層の雲がありとてもきれいな夕日だった。
EOS 20D, F 8.0, SS 1/200sec, ISO 100, 28mm, WB AUTO
サンセットを堪能した後、オニヅカビジターセンターに戻り星空観測。スペースシャトルチャレンジャーの事故で無くなったオニヅカ宇宙飛行士の名を冠したビジターセンターだ。
マウナケア山頂でサンセットを見る前に、高山病を防ぐのを兼ねて1時間ほど夕食含めた休憩をとる場所だ。ここでも標高2800mを超える。
昨年はもう少し上で観測をしてすばらしい満天の星空を見れたので大丈夫かな?と心配するまもなく、今にも降ってきそうな無数の星、星、星。あー、すごい。
中でも感動したのは、きれいな天の川、山裾から顔を出したスバル(プレアデス)星団、いくつもの流れ星、そして肉眼(実際にはメガネ着用)でもそのかすかな存在を確認できたM31アンドロメダ大星雲。プレアデスとアンドロメダは、ツアーで借りた双眼鏡だけでもかなりバッチリその姿を見ることができた。
ツアーでは、ミードのGPS望遠鏡を使って主だった星や星団星雲を観測させてもらったけど、ちょっとの待ち時間に勝手にいくつか写真を撮ってみた。
中央付近で一番大きく光っているは木星。その左側に山の頂から右上に薄っすら伸びているのが天の川。真っ暗だったのに30秒も露出すると肉眼では確認できないような光も写りこむようだ。
GR DIGITAL, F 2.4, SS 30sec, ISO 200, WB AUTO
で、ISO感度を800まで上げてみて露出は15秒に抑えてみた。上の写真とちょっと構図も撮影時間も違うけどもう少しはっきりと天の川が浮かび上がってくる。が、やはりノイズが目立つようになる。
GR DIGITAL, F 2.4, SS 15sec, ISO 800, WB AUTO
ちょっとわかりづらいが、写真下側に山裾が右肩下がりで写っている。右下にぐちょぐちょとある光がプレデアス星団、中央左寄りに横向きにカシオペアが写っている。
GR DIGITAL, F 2.4, SS 15sec, ISO 400, WB AUTO
今年も本当に最高の星空だった。ずーっと見ていたかった。
その後コハラやコナ(下界)でもかなりきれいな星空や天の川を見ることができたが、マウナケアでの星空はレベルが違いすぎる。誰でも必ず感動すると思うのでハワイ島に行かれる際には絶対にお勧めのツアーである。絶対に行くべきである。
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